占い師 琴葉野彩華は占わない 第三話

 

 人の尊厳ってパジャマで外出しないってことだと思うんですけど。

 

 でもスウェット上下が普段着な人もいるし、毎晩スーツで寝る人もいるし、パジャマの定義ってのは個人の主観によるわけです。

 

「だからこれはパジャマじゃないんです僕の中で!」なんて世間様に言い訳しながらパジャマ(パジャマ)を着て深夜にゴミ捨てに行くと高確率で人に会うわけですよ。

 

 そんな生活を繰り返すうち「別にパジャマ見られても死ぬわけじゃないし」と開き直って、いまや僕の尊厳レベルは全裸外出にまでになりました。コテカはパジャマ。

 

 その割にパジャマで出かける前に「一応着替えたほうがいいよね……」なんていまだにちょっと躊躇しちゃうところが僕のチャームポイントだと思います。

 

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 さてさて。霊感ゼロの占い師、琴葉野彩華の第三話更新であります。


 今回はまさに「パジャマ」がキーになるお話ですので、興味を持っていただけたら毎月15日に全国のローソン・ミニストップで配布しているフリーペーパー、「月刊ローチケHMV」でご確認くださいな。続きはwebで方式の短編小説ですが、バックナンバーは以下のサイトに掲載されています。

 

 

www.hmv.co.jp

 

 この日記に近い感じのゆるいお話ですのでお気軽に。