占い師 琴葉野彩華は占わない 第三話
人の尊厳ってパジャマで外出しないってことだと思うんですけど。
でもスウェット上下が普段着な人もいるし、毎晩スーツで寝る人もいるし、パジャマの定義ってのは個人の主観によるわけです。
「だからこれはパジャマじゃないんです僕の中で!」なんて世間様に言い訳しながらパジャマ(パジャマ)を着て深夜にゴミ捨てに行くと高確率で人に会うわけですよ。
そんな生活を繰り返すうち「別にパジャマ見られても死ぬわけじゃないし」と開き直って、いまや僕の尊厳レベルは全裸外出にまでになりました。コテカはパジャマ。
その割にパジャマで出かける前に「一応着替えたほうがいいよね……」なんていまだにちょっと躊躇しちゃうところが僕のチャームポイントだと思います。
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さてさて。霊感ゼロの占い師、琴葉野彩華の第三話更新であります。
今回はまさに「パジャマ」がキーになるお話ですので、興味を持っていただけたら毎月15日に全国のローソン・ミニストップで配布しているフリーペーパー、「月刊ローチケHMV」でご確認くださいな。続きはwebで方式の短編小説ですが、バックナンバーは以下のサイトに掲載されています。
この日記に近い感じのゆるいお話ですのでお気軽に。
ANOTHER STARTING LINEを聴いて気づいたこと
Hi-STANDARD- ANOTHER STARTING LINE- Full ver.(OFFICIAL VIDEO)
1996年はまだ友だちとCDを貸し借りするのが当たり前の時代で。
Honeycrackとかパブロ・ハニーを貸す代わりにGrowing Upを借りたというのが僕とハイスタとの出会いで。
その頃どう感じたかはさておき(もっとやるべきことがあるから)、あれから20年経って僕の音楽事情は大きく変わったなあと。
まず友だちからCD借りるなんてことなくなった。だっていまはネットで大半の音楽が試聴できちゃう。誰かに「この曲いいよ!」って伝えるのもLINEにPVのURL貼るだけ。
別に僕はノスタルジーに浸りたいわけじゃない(もっとやるべきことがあるから)。友だちとCDの貸し借りすることがなくなって、よかったことがひとつあるよって話。
そう、借りパクが滅びるんだ。
だって僕はもう疲れたんだよ。正月に麻雀するためだけに上京してくる友だちにCD返せって言うの。「ごめん来年持ってくる」って半笑いで返されるまでワンセットでネタになってるし。
じゃあおまえは借りパクしたことないのかって言われたら、ないよって断言できる。だって自分ちに人のものがあるって気持ち悪いもん。ハイスタのGrowing Upだって返してすぐに自分で買ったし。
そう、5分前までそう思ってたんだ。
Growing Up、うちに二枚あった。
占い師 琴葉野彩華は占わない 第二話
子育てのかたわらで毎日思うのは「PSVRほしいなあ……」なわけです。
でも遊ぶ時間もないし、おこづかいも足りないし、そもそも買っても家族の前でサマーのレッスンできないしと僕が苦悩する一方で、
ジョウガサキさんは子育てブログで一発当てようと絵の練習をしていました。
とりあえず僕は仕事をがんばらなければいけないと思います。
ということで告知を。本日10月15日発行のフリーペーパー『月刊ローチケHMV』に『占い師 琴葉野彩華は占わない』の二回目が掲載されています。途中から読んでも大丈夫ですが、一話もwebで無料で読めます。
さらっと読めるお話なんで、ローソン行ったら手にとってみてくださいな。