読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新刊『占い師 琴葉野彩華は占わない』発売

 

 チョコ味のペヤングクレイジーソルトを振ってどうにか完食しました。まだ三個残ってます。


 さてさて。


 日記に書きたいことや書かなければいけないことがたくさんあるのですが、色々と落ち着くまで時間がかかりそうなので、今回は仕事の宣伝だけさせてください。

 

 

占い師 琴葉野彩華は占わない

占い師 琴葉野彩華は占わない

 

 

 明日2/28火曜日に新刊『占い師 琴葉野彩華は占わない』が発売になります。今回は電撃文庫ではなくアスキーメディアワークスからの単行本という形ですのでご注意を。表紙イラストは鉄雄さんです。紹介サイトを作っていただきました。

 

『占い師 琴葉野彩華は占わない』 特設サイト | アスキー・メディアワークスの単行本公式サイト



 占い好きの偽占い師が占い嫌いの助手と依頼人の問題を解決するって感じの、さらっと読める連作短編です。上記サイトで一話の試し読みができますので、「あー、軽いなー」と確認しつつ書店で手に取っていただければ。


 よろしくお願いします。

 

勇者を見た / 「占い師 琴葉野彩華は占わない」単行本化のおしらせ

 

 朝の通勤タイムの話なんですけど。

 

 駅に向かう途中で、明らかに彼女の家にお泊りした的な会話をしているカップルがいたんですよ。この気持ちを世界中に届けたいんだかなんだか知りませんけど、「戸棚のとこにハブラシ追いたじゃん。先週持ってきて昨日の夜使ったやつ」みたいな、彼女じゃなくて若干周囲に説明しちゃってる口調の。

 

 まあ僕も一児の父なので、このくらいじゃあ腹を立てません。スマホで遊んでるドラクエVで何回も同じ階段上ったり下ったりしちゃったときに「操作性!」って叫ぶのと同じくらいの穏やかな気持ですよ。

 

 で、このカップルが改札通ってから別れたわけです。行き先が逆方向なんでしょう。僕はゆっくり改札を通りながら、自分と方向が同じ彼氏が階段を上るのを見ていました。すると突然、彼がくるりと振り返ってダッシュし始めたわけです。トイレのほうに。

 

 トイレの前を通過するときにちらっと見たら、彼は蒼白の顔で個室に入っていきました。ゲラゲラゲラゲラ! あのイケメン、かっこつけて彼女と別れてからトイレいってやんの。よーしパパスがきみに代わって『この気持ちを世界中に届け』してあげよう。ツイッター起動。「うんこがまんしすぎて顔色マジメトロゴースト」っと。これがほんとの代弁なんつってね! ゲラゲラゲレゲレ!

 

 と、ツイートボタンを押す直前で僕は気づいたわけです。彼が「絶対彼女の家でうんこしない主義」の人である可能性に。

 

 いくらモテるためとはいえ、人間にそんなことができるのでしょうか。「人間に、そんなことができるのか……?」僕は驚きのあまり、思ったこととほぼほぼ同じ言葉を口に出していました。「ほぼほぼ」という言葉を使ってみたかったのです。これみんなよく噛まずに言えますね。


 などと思っている間に、彼がすっきり顔で個室から現れました。時間にしておよそ一分。彼はなにごともなかったように、なにごともせず(手も洗わず)、さっそうと階段を上っていきました。

 

 

 僕はしばらくの間、スマホ画面の中で起き上がったホイミスライムと同じ目で彼を見つめていました。

 

 

£

 

 まあ彼の表情は勇者って言うより賢者でしたけど。

 

 そんな流れから自称魔女のお話。毎月15日発行のフリーペーパー、月刊ローチケHMVで連載中の『占い師 琴葉野彩華は占わない』が今月号で最終回であります。同時に連載分に書き下ろしエピソードを追加した単行本が2017年に発売決定しました。わーい。

 

www.hmv.co.jp

 ↑一話は無料で試し読みできます。

 

 占い好きの彼女と占いの話をすると煙たそうな顔をする彼氏の、両方に気に入ってもらえたらいいなと思いながら書いたお話です。発売日は2017年とゆったりスケジュールですが、そう遠くはないと思います。原稿はほぼっぼ終わってますしね。噛んでません。これは武者震いです。

 

 単行本の発売が近くなったらまたおしらせしますね。 

 

 

占い師 琴葉野彩華は占わない 第三話

 

 人の尊厳ってパジャマで外出しないってことだと思うんですけど。

 

 でもスウェット上下が普段着な人もいるし、毎晩スーツで寝る人もいるし、パジャマの定義ってのは個人の主観によるわけです。

 

「だからこれはパジャマじゃないんです僕の中で!」なんて世間様に言い訳しながらパジャマ(パジャマ)を着て深夜にゴミ捨てに行くと高確率で人に会うわけですよ。

 

 そんな生活を繰り返すうち「別にパジャマ見られても死ぬわけじゃないし」と開き直って、いまや僕の尊厳レベルは全裸外出にまでになりました。コテカはパジャマ。

 

 その割にパジャマで出かける前に「一応着替えたほうがいいよね……」なんていまだにちょっと躊躇しちゃうところが僕のチャームポイントだと思います。

 

 £

 

 さてさて。霊感ゼロの占い師、琴葉野彩華の第三話更新であります。


 今回はまさに「パジャマ」がキーになるお話ですので、興味を持っていただけたら毎月15日に全国のローソン・ミニストップで配布しているフリーペーパー、「月刊ローチケHMV」でご確認くださいな。続きはwebで方式の短編小説ですが、バックナンバーは以下のサイトに掲載されています。

 

 

www.hmv.co.jp

 

 この日記に近い感じのゆるいお話ですのでお気軽に。