ジェネレーションギャップのない子どもたち

 

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子どもって忍者好きですよね。


うちの三歳児もご多分に漏れず、折り紙手裏剣やらダンボール鎖鎌を持って走り回ってますよ。パパの工作スキルが0.3アップ。


そんでまあ、子どもの好奇心ってハンパないじゃないですか。

 

最近ではもっと文献をよこせ、映像を見せろ、などとせがんでくるわけです。


そんなときにはYOUTUBEが便利なわけですけど。ここのところエルサゲートが怖いのでアマゾンプライムで検索してみたわけですよ。「忍者」って。


すると子ども向けのコンテンツとして「忍者ハットリくん」が見つかりました。

 

僕が子どもの頃に見てたアニメです。大好きです。ちくわを見たら鉄アレイを警戒するくらい大好きなんです。


でもハットリくん、昭和のアニメじゃないですか。

 

いまもう令和じゃないですか。


これは親としてちょっと気になっちゃうわけです。レトロなものばかり見せて育てちゃうと、友だちと話があわなくなるんじゃないかなーと。


でもまあ子どもが見たがったので一緒に鑑賞したわけですよ。


そしたらね。案の定ね。

 

保育園に迎えにいったとき、うちの子「忍者ハットリくん、ただいま参上!」とか叫んでるわけです。


当然ほかの子はぽかーんとしてると思うじゃないですか。


そしたらなんか普通に通じてるの。

 

なんなら「にんともかんとも」とか言っちゃってるの。

 

まあどこの親も同じことしてんだなーって話ですよ。


古きと新しきが並列に存在している膨大なアーカイブの中から、自分が気に入ったものを選び取る。

 

それが令和世代のライフスタイルだとしたら、僕らのレトロは彼らの最新コンテンツだったりするのかもしれません。


うっかり「犯人はヤス」とかつぶやいたらガチ炎上する時代の到来ですよ。

  


 


日記を一年近くサボってしまいました。ごめんなさい。前回の更新から二冊出ています。ごめんなさい。

 

 

 

 

ハリネズミみたいなパン屋の娘さんが豆腐ばっかり食べてるぐーたら大学生と日常の謎を解くお話。作中に出てくるAIスピーカーのお話は僕の実体験です。

 

 

 

 

帯にある「全巻もふもふ重版中」というコピーは、冗談で提案したら採用されちゃっていま恥ずかしいパターンです。

 

さてさて。昨今は普通の日記を書く人も読む人も減っちゃったので、あえてこそこそ更新してみようかなーとか思ってます。

 

あんまり期待はしないでくださいね。

 

鳩見すたプロフィール、既刊案内(2019年6月更新)