足の裏のマリー

 

 こんにちは。締め切りが迫るとおもむろに日記を書き始める者です。

 

 ものの本なぞ読むと「小説のタイトルはこう付けるべし!」なんてことが色々書かれていますが、読者としての僕は引っかかりのあるものが好きです。

 

 今パッと本棚を見て目についたのは、『隣り合わせの灰と青春』、『平面いぬ。』。それから『わたしたちの田村くん』。異質な単語が並んでいたり、助詞が特徴的だと気になって確かめたくなりますよね。

 

 ところで最近オーブン焼きに凝っています。冷蔵庫の野菜と肉を鉄板に並べてオリーブオイルと塩、そしてハーブを振ったらあとはレンジにお任せ。

 

 さつまいももキノコもいっぺんに消費できてすこぶる美味。おまけに片付けも楽ちんよー、なんてキッチンに鉄板を運んでいたら足の裏にチクリと痛みが。

 

 靴下を貫通して土踏まずに突き立った畳のほつれのようなもの。それは料理に使ったハーブでした。食べにくいとは思ったけれど、ここまで硬いとは知らなかったよローズマリー……。

 

 僕が日記につけるタイトルはいつもまんまですという話。

 

 

 を宣伝で拾います。

   

ひとつ海のパラスアテナ (電撃文庫)

ひとつ海のパラスアテナ (電撃文庫)

 

 

 

ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)

ひとつ海のパラスアテナ (2) (電撃文庫)

 

   

 こちらもまんまなタイトルの『ひとつ海のパラスアテナ』。1巻の奥付にも書いてありますが、投稿時は『陸なき惑星(ほし)のパラスアテナ』というタイトルでした。『ひとつ海~』は書き始めにつけていた仮タイトルです。編集さんと相談した結果、やっぱり『海』が入ってた方がいいよねと。

 

『パラスアテナ』は神話のエピソードがモチーフなので使わせてもらいましたが、ガンダム世代がタイトルを一文字間違うという問題が頻発しております。読者さんはもちろん編集さんも。ここだけの話、作者も。